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ダウンジャケットの洗濯と手入れ方法

掲載日:2014/06/24

ダウンジャケットの洗濯と手入れ方法

老若男女を問わず着用されている冬の定番アウターのダウンジャケットは、自宅で簡単に洗えるということを知っていましたか?

クリーニング店に依頼すると費用がかさみますので、一度チャレンジしてみてはいかかでしょうか。

ここではダウンジャケットの正しい洗濯方法と保管方法をご紹介します。

洗濯前の事前準備

まず、お持ちのダウンジャケットを手洗いすることができるか確認します。

ジャケットに付いている洗濯表示を見て洗濯可能であるかを確認してください。

また、洗濯したことがないジャケットの場合、色落ちする可能性があります。タオルに中性洗剤をつけて、ジャケットの目立たない場所をポンポンとたたきます。タオルに色が付く場合は、色落ちの危険性があるためクリーニングに出したほうが無難です。

じっくり押し洗い

ダウンジャケットの洗濯は手洗いをおすすめします。

中性洗剤をぬるま湯で薄めて洗剤液を作ります。洗濯槽やバスタブを洗濯桶代わりに利用すると便利です。そこに折りたたんだダウンジャケットを入れ、洗剤液に浸けていきます。充分に水分を吸収するまで、ゆっくりと数回押してください。

水分が全体に浸み込んだら、優しく押し洗いを行います。

中のダウンを傷める可能性があるので、揉み洗いやこすり洗いはしないようにしてください。襟や袖などの汚れがひどい部分は指でつまんで優しく押し洗いします。

その後、汚れの染み出た洗剤液を捨てて、きれいなぬるま湯ですすぎます。このときも押し洗いの要領で、2〜3回ぬるま湯を変えながら泡が出なくなるまですすぎます。

脱水も同じく押しながら水分を逃がします。タオルを絞るように握ってしまうと、中のダウンが痛むため、絶対にやらないように注意してください。最後にジャケット表面の水分をタオルで拭きとります。

乾燥には3日ほどかけて

脱水後はシワを防ぐためにすぐ形を整え、厚手のハンガーにかけて、風通しのよいところで日陰干しします。

完全に乾くまでに必要な期間は3日ほどです。一見乾いているように見えても中の羽毛がまだ湿っている場合があるので、乾燥の時間は長めにとりましょう。

乾き始めたなと思ったら、ジャケットを軽く振ったり両手で挟むように叩いて、中の羽毛をほぐして片寄りを直します。羽毛が傷むため揉んでほぐさないように注意してください。

浴室乾燥設備があれば自然乾燥よりも短時間で仕上がります。

ダウンジャケットの正しい保管方法

ダウンジャケットは、風通しがよく直射日光の当たらないところでハンガーにかけて保管します。梅雨の時期などはたまに保管場所から出して、風に当てて湿気を取るとよいでしょう。

圧縮袋を使用して、圧縮した状態で保管すると、羽毛のボリュームがダウンしたまま元に戻らないことがあるのでおすすめしません。

今回ご紹介したのは、表地、裏地ともナイロンやポリエステルという一般的なダウンジャケットの洗濯方法です。表地がウールなど特殊素材のものは自宅で洗わずにクリーニングに出すことをおすすめします。

冬が終わりダウンジャケットをしまう前は、しっかり洗濯をし、正しい方法で保管してください。