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ミリタリーブーツの種類

ミリタリーブーツの種類

ミリタリーブーツと呼ばれるブーツをコーディネートに採り入れると、ほかのシューズではなかなか醸し出せない独特の味を楽しむことができ、非常に新鮮です。今回は、ミリタリーブーツの種類や特徴、コーディネートの仕方について解説します。

オーソドックスな戦闘用コンバットブーツ

まずは、ミリタリーブーツの中でも、コンバットブーツと呼ばれるものを紹介します。コンバットブーツは、ミリタリーブーツ、アーミーブーツといった言葉と同様、軍隊で使用されるブーツ全般を指す名称としても使われます。

ただ、狭義のコンバットブーツには、兵士が戦闘用に履くブーツという意味があります。その特徴は、歩行性や耐久性を重視して設計され、防水性にも優れている点にあります。デザインは、靴紐で編み上げる方式が一般的で、ふくらはぎと脛から下をガッチリと覆ってガードし、分厚い作りのラバーソールには、ブロックパターンが施されています。素材にはかつて本革が使われ、その後、ゴアテックスやバリスティックナイロンが使われるようになりました。重量はそれなりに重い物が多いのですが、近年は軽量タイプのコンバットブーツも登場しています。全体的にいえば、かなりタフでヘビーな印象のあるブーツです。

市街戦や特殊部隊に多いタクティカルブーツ

一方のタクティカルブーツは、軍の中でも特殊部隊の兵士が履くことが多く、おもに市街戦を想定して作られています。動きやすく軽量で、滑りにくく着脱も容易です。それでいて頑丈さも犠牲にしているわけではなく、スポーツシューズを進化させたようなデザインにも見えます。素材は、特殊なナイロンやゴアテックス、ラバー、革などを組み合わせて用いられており、ビブラムソールが多く採用されています。

通常、タクティカルブーツはコンバットブーツよりソフトな作りで、ソールにも柔軟性があります。履きやすく、しゃがんだりする動作もラクなので、サバイバルゲームでもよく使われます。

その他のブーツ

コンバットブーツは、どちらかといえば環境を選ばないオールラウンドなブーツですが、タクティカルブーツが市街地用であるように、ミリタリーブーツの中には特定の戦闘地を想定して作られたものがあります。

例えば、ベトナム戦争では森林戦が多かったため、高温多湿地域用のジャングルブーツが使用されました。ほかにも砂漠地帯用のデザートブーツ、山岳地帯用のマウンテンブーツなどもあります。
また、軍から支給されるブーツだけでなく、兵士が自らシューズを選んで購入することもあり、その場合には履きやすさと歩きやすさを重視した、トレッキングシューズが選ばれることも多いようです。

ミリタリーブーツを使ったコーディネート

こうしたミリタリーブーツをストリートで履いてみると、新鮮な面白さがあります。メンズとレディースそれぞれについて、ミリタリーブーツを履きこなすためのポイントを挙げてみましょう。

メンズ

オーソドックスで重量感のあるコンバットブーツを足元に選んだ場合には、合わせるアイテムはカジュアルでライトなものにするのがベターです。パーカー、ジーンズ、チェックシャツといったアメカジテイストのものは相性が良く、テーラードジャケットといったキレイ目アイテムとも意外とよく合います。

タクティカルブーツも組み合わせるアイテムで軽さを演出すると、うまくコーディネートすることができます。夏ならハーフパンツ、クロップドパンツなどと合わせると格好良く履きこなせます。秋冬にPコートを羽織り、インナーにワイシャツ、ボトムスはきれい目なデニムで大人目の雰囲気にして、靴はタクティカルブーツ、というのもおすすめです。

レディース

コンバットブーツは、スキニーなどのタイトなパンツと合わせると大人っぽい着こなしになります。ミニスカートとの組み合わせなら“甘辛ミックスコーデ”感が前面に出せてこちらもおすすめです。ショートパンツにタイツ、コンバットブーツの組み合わせなら、ちょっとロックな雰囲気を演出できます。

タクティカルブーツも、デザートカラーなど淡い色を選べば、ショートパンツや短めのスカート、ガーリーなアイテムなど、色々な洋服に合わせられます。ミリタリーを採り入れているのに、ミリタリーには見えないところもポイントです。ボーイッシュでありながらフェミニン、という雰囲気に挑戦してみると面白いでしょう。

ミリタリーブーツは、意外に万能アイテムです。今っぽさも出せるので、ぜひ一足は揃えてみてはいかがでしょうか。