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USミリタリーを知る

USミリタリーを知る

ファッションや各種装備の面からも、ミリタリーファンにはお馴染みのUSミリタリーですが、アメリカ軍の歴史や機構についてはあまり知らないと言う人も多いのではないでしょうか。

ここでは、USミリタリーについてご紹介します。

アメリカ軍の誕生と戦歴

アメリカ軍の始まりは1775年、アメリカ独立戦争に遡ります。現在のアメリカ陸軍の前身となる「大陸軍」が発足したことで、USミリタリーの歴史が幕を開けました。

19世紀には南北戦争や米西戦争、20世紀には2つの世界大戦の他、キューバやハイチ、ドミニカへの軍事介入、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争と言った戦歴が有名です。

特に第2次世界大戦では、対ドイツのヨーロッパ戦線、対日本の太平洋戦線と、まさに世界をまたにかけた戦闘を行いました。今世紀に入ってからは、アフガニスタン攻撃やイラク戦争への参戦が記憶に新しいでしょう。

軍事介入なども含めて、世界で一番実戦経験のある軍隊、それがアメリカ軍なのです。

アメリカ軍を構成する「五軍」とは?

アメリカ軍は5つの軍隊から構成され、これを「五軍」と呼んでいます。常備軍の陸軍(US Army)、海軍(US Navy)、空軍(USAF)に加え、アメリカ海兵隊(USMC/通称:Marines)、アメリカ沿岸警備隊(USCG)があります。アメリカ沿岸警備隊の主な任務は国境警備、アメリカ海兵隊は対外戦争、対外作戦時に活躍します。

現役兵士の数は約157万人(2012年時点)で、これは中国軍に次ぐ多さ。予備役や準軍事組織を含めると、約244万人に及びます。日本の自衛隊は、予備役なども含めて約31万人なので、その規模の大きさは一目瞭然です。

世界各国に駐留するUSミリタリー

第2次世界大戦後の米ソ冷戦期から、アメリカ軍は世界各国に駐留しています。よく知られているのは中東地域、日本や韓国と言った極東地域ですが、NATO(北大西洋条約機構)の加盟国であるヨーロッパ各国にも多く駐留しており、1,000人〜数万人規模で派遣されています。

また、相互防衛援助条約を締結しているドイツには、6万人を超えるアメリカ軍兵士がおり、中東での作戦時には輸送基地としての重要な役割を果たしています。

アジア、オセアニア地域では、フィリピンやオーストラリア、中東ではアフガニスタン、カタール、クエート、サウジアラビアなどに駐留。パラオ、マーシャル諸島、ミクロネシア連邦といった、自国の軍隊を持たない南太平洋の国々の国防を担うと言う役割も果たしています。

以前は、「世界の警察」と世界中に認識されていたアメリカ軍ですが、オバマ大統領がそれを否定したことで、現在ではその存在感が薄れてきています。しかし、いまだ世界最強の軍隊であることに変わりはありません。

刻々と変わる世界情勢の中で、アメリカ軍がどんな動きをするのか――ミリタリーファンなら注目しておきたいポイントです。

 
   
 世界に大きな影響をあたえる超大国アメリカ合衆国が保有する軍隊であり核戦力、通常戦力双方において
他国と隔絶した規模を持つ軍隊である。規模だけでなく、質も高いことを実戦で証明し続けている実戦経験が豊富な軍隊でもある。