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デッキジャケットとは?その特徴

掲載日:2014/09/14

デッキジャケットとは?その特徴

ミリタリーアイテムの中でも、デイリーユースに取り入れやすい「デッキジャケット」。
デッキジャケットの歴史や特徴をご紹介します。

デッキジャケットってなに?

デッキジャケットは、海軍の兵士たちが船の甲板で着ていた上着を起源とします。強風が吹きつけ、冬ともなれば冷え込みが厳しい海上で、外気を遮る防寒着として開発されました。甲板上で作業を行なう海兵たちの作業着として、防寒、防風、防水性に富んだジャケット、それがデッキジャケットなのです。

一番人気はアメリカ海軍の「N−1」

防寒などの機能や使用目的は同じですが、国によってデッキジャケットの特徴はさまざま。アメリカ海軍で採用されていたものの中では、「N-1」というタイプが最も有名です。「N−1」は、太平洋戦争末期に採用され、朝鮮戦争の頃まで兵士たちに支給されていた、アメリカ海軍のデッキジャケットです。
袖の内側はリブ編みになっており、前身頃はジッパーとボタンの二重構造。外気が中に入り込むのを防ぐ工夫が、随所に散りばめられています。
表地は高密度織りのコットン生地を使っていて、裏地にはアルパカの毛を織り込み温かさを確保。ライニングはボアがついていて、とにかく暖かさを追求した仕様になっています。

また、「N−1」と同時期に採用されていたデッキジップジャケットも人気。前身頃はジッパーのみ、襟元は折り返しのないスタンドカラーとシンプルなデザインが印象的です。

ドイツ海軍のデッキジャケットは、アメリカ海軍のものに比べて丈が長いのが特徴です。裏地がないためアメリカ海軍の「N-1」のようなモコモコ感はなく、スッキリとしたシルエット。
襟元はスタンドカラーで、国旗の刺繍が施されているものもあります。細身のシルエットなので、小柄な日本人にも着こなしやすいデッキジャケットになっています。

タウンユースにもお勧め

デッキジャケットは、シンプルなデザインのものが多く、タウンユースにもおすすめできるアイテムです。さまざまなスタイルに合わせやすいので、Tシャツにデニムパンツなど普段のファッションにミリタリーのアクセントを加えたい時にはピッタリ。もともと海軍のアイテムだっただけに、ボーダーTシャツとの相性も抜群です。
ウールやアクリルの裏地がついているものは、インナーに薄手のTシャツを合わせたり、少し大きめのサイズを選べば、モコモコした感じも気になりません。
また、防寒、防風性に優れているため、バイクに乗る時のジャケットとして、ライダースジャケットとしても使えます。

デッキジャケットとは?その特徴