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米軍で実際に使用している個人装備

米軍で実際に使用している個人装備

米軍で実際に使用している個人装備

個人装備とは、戦闘行動用に兵士に支給されたり、兵士が目的に応じて取捨選択したりする装備のことです。戦闘服などの基本的な装備をはじめ、水筒など細かいものも個人装備に入ります。ここでは、米軍で使用されている個人装備を取り上げて解説します。

陸軍……生存性を高めるボディーアーマーやプレートキャリアー

アメリカ陸軍の歩兵は、世界的にみても先進的な技術で武装されています。
戦闘服は2014年からACU(Army Combat Uniform)と呼ばれており、これは基本的に森林や砂漠など、全地域に対応する新型迷彩服です。

また、ベトナム戦争後期にALICE装備という、ベルトにマガジンや救急用品などを装着してサスペンダーで吊るす一式装備が用意され、イラク戦争初期まで使用されました。この装備は、後からより合理的なMOLLEシステムなどに移行し、非常に多くのアイテムを携行できるようになっています。

一方でボディーアーマーも進歩しました。2007年に採用されたIOTVは現在、第3世代モデルが投入されています。ソフトアーマーやセラミックプレートを挿入できるソケット方式により、対弾性能を変更できるのが特徴です。ほかにも軽量なボディーアーマーや、防弾機能と携行機能を併せ持つプレートキャリアーもあり、これらは目的によって使い分けられています。

海軍……特殊装備を持つネイビーシールズ

海軍の装備は、艦上での兵士の作業着などが主ですが、海軍所属の特殊部隊は、水中作戦や水陸両用作戦も行います。例えば映画「アメリカン・スナイパー」にも登場したネイビーシールズは、海だけでなく世界のさまざまな地域で、対テロ組織などの特殊な任務を遂行する精鋭部隊。
装備も独特で、ヘルメットには特殊な暗視装置を備えています。身体からは無線機ファンクションアンテナが伸び、各装置を接続して多機能な通信システムを構築するコントロールボックスも携行します。

空軍……Gに耐える戦闘機パイロットと、機動力のヘリコプターパイロット

空軍の戦闘機パイロットは、フライトスーツの上に耐G装備を着用します。これはプラスGがかかったときに血液が下半身に集中するのを防ぎ、ブラックアウト(脳に酸素が十分に送られないことによる失神)が起こらないようするためのものです。また、ヘルメットには目標指定システムなどを備えたマウンテッドディスプレイが装着できます。

一方で、ヘリコプターパイロットは耐熱、難燃性繊維で作られたつなぎタイプのフライトスーツに、各種ポーチ類を着脱できるサバイバルベストを着用します。ヘルメットは、バイザーとブームマイクが付いた専用のものを使用するのが通常です。

海兵隊……タフな任務をこなすための質実剛健装備

アメリカ海兵隊のボディーアーマーとしてよく知られているのは、2007年に配備されたインターセプターです。陸軍のIOTVと共通点も多く、装着プロテクターや挿入アーマープレートを加えることで、対弾能力を向上させられます。
また、負傷時などでも簡単に身体から外せる、クイックリリース機能も備わっています。なお、インターセプターボディーアーマーは迷彩柄ではなく、柄が無地のコヨーテブラウンです。

戦闘服には、迷彩柄が使用されています。上衣はステンカラーで前合わせは隠しボタン、両胸ポケットが斜めに付いていて、左ポケットには海兵隊マークの刺繍があります。下はカーゴパンツで、全体にややクラシックなスタイルと言えるでしょう。

デルタフォース……細部に違いとこだわりがある特殊部隊装備

対テロ作戦などを遂行する特殊部隊デルタフォースは、映画「ブラックホーク・ダウン」で有名になりました。映画にも登場する黒いヘルメットは、なんとスケート用のヘルメットで、実際に戦闘時でも使われていました。ブーツはアディダス製で、ロゴデザインの3ラインが入っています。グローブは、フィット性の高いパイロット用フライトグローブが使われていますが、これも本来、歩兵用装備ではありません。
そして、ボディーにはボディーアーマーとアーバンアサルトベストを装着し、その上にチェストリグを装着するのが、基本のスタイルだったようです。このスタイルは映画を通じて知られるようになりましたが、現在では異なる装備になっている可能性もあります。

米軍の個人装備は、最新テクノロジーを採り入れながら、各軍各舞台の伝統や目的などによって組み合わせを変えたり、仕様をカスタムしたりしています。ここでは取り上げ切れなかった細部の違いなども研究してみると面白いのではないでしょうか。

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