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ライダースジャケット Schott(ショット)

ライダースジャケット Schott(ショット)

100年ライダースジャケット Schott(ショット)

2013年に創業100周年を迎えたSchott(ショット)は、老舗中の老舗とも言えるライダースジャケットブランド。その代名詞とも言えるライダースジャケットをはじめ、世に送り出された名品の数々は、時代を彩るスーパースターたちにも愛されてきました。

ここでは、人気ライダースジャケットブランドのショットについてご紹介します。

ショットの誕生

1913年、ロシア移民の両親を持つアーヴィング・ショット、ジャック・ショットのショット兄弟がニューヨークに構えたレインコート工場が、ショットのはじまり。第1次世界大戦の勃発が1914年と言うことを考えると、ショットが刻んできた歴史の重みを感じずにはいられません。

ショットの名を世界に轟かせるきっかけとなったのが、ライダースジャケット「Perfecto(パーフェクト)」シリーズの発売です。これは、それまでレインコートを製造していたショット兄弟が、アメリカ最大手のモーターサイクルアクセサリーのメーカーであったBECK社の依頼に応えて1928年に製造したもの。

ライダースジャケットと言えば、ボタン仕様が当たり前だった当時、フロントジッパーを採用した「Perfecto」は、大きな話題を呼びました。

第2次世界大戦、そして伝説のモデルを発表

第2次世界大戦の頃には、アメリカ空軍にボマージャケットを、海軍にはピーコートをそれぞれ納入しました。

戦後に発表されたライダースジャケット「One Star(ワンスター)」は、50~60年代のバイク映画の流行と、その劇中でマーロン・ブランドやジェームス・ディーンといった若きスターたちが着用したことから人気が爆発。「ライダースジャケット=ショット」と世界中に認知されるようになりました。

70~80年代には、ロッカー、パンクロッカーがショット製のライダースジャケットを愛用。セックス・ピストルズのシド・ヴィシャスなどのビッグネームも愛用者だったことが知られています。

戦後もN-3Bフィールドジャケットなどをアメリカ軍や警察へ納入した実績もあり、その品質と機能性の高さには定評があります。

“MADE IN USA”のプライド

アメリカの他のブランドが中国などに生産拠点を移す中、ショットはアメリカ製にこだわり続けています。それは、アメリカから良質な製品を世界に送り出すと言う、ショットが持つ「MADE IN USA」のプライドによるもの。100年前から変わらない、昔ながらのものづくり精神を持ち続けている証です。

現在でも良質な製品が人々を魅了し、ライダースジャケットだけでなく、ウールのピーコートなどのアウターが高い人気を誇っています。

ショットの製品は、幅広い年代のタウンユースにも使えるラインナップですので、古き良きアメリカを感じさせる、味のあるコーディネートで着こなしたいライダースジャケットブランドです。

豆知識

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