ミリタリーリュック karrimorSF(カリマーSF)
ミリタリーリュック karrimorSF(カリマーSF)
ミリタリーリュックで知られるkarrimorSF(カリマーSF)。イギリスを代表するバックパックメーカーで、その製品はミリタリーアイテムとしてもイギリス軍や警察などに多く採用されています。
ここでは、カリマーSFの歩んできた歴史、そして世界中の愛好家を魅了する製品についてご紹介します。
カリマーSFの誕生
1946年、チャールズ・パーソンとメアリー・パーソンの夫妻が、サイクルバッグのブランドとしてカリマーを誕生させました。
カリマーと言うブランド名の由来は「carry more(キャリー・モア/もっと運べる)」。創業後ほどなくして、彼らが作る丈夫で機能性に優れたバッグはクライマーたちの間で評判となり、登山の際に使用されるようになります。
飛躍の時が訪れたのは1957年。クライマーたちの要望に応える形でリュックサックの分野に事業を拡大したカリマーは、サイクルバッグ製造の手法を存分に活かし、登山家や冒険家がタフな状況下で使用するための画期的な製品を開発しはじめました。
数々の登山隊に製品が採用
そして、1958年に販売ショップ第1号店をオープン。同年に、イギリス山岳会のアマダブラム遠征隊がカリマーの製品を正式採用したことを皮切りに、エベレストやパタゴニアなどに挑む世界各国の遠征隊によって製品が使用されました。
そして1979年には、防水性に富んだタフな素材「KS100-e」を発表。その後、カリマーは現在に至るまで、高性能、高機能のバッグパックを世に送り出し続けています。
「karrimorSF」ミリタリーリュックとしても多数採用
ミリタリー分野でも高い評価を得たカリマーSFは、よりタフな製品を扱うブランドkarrimorSF(カリマースペシャルフォース)を立ち上げます。
クライマーのためのバッグパック製造のノウハウをベースに、過酷な状況下での使用に向けた高機能の製品を生み出したのです。人間工学に基づいた基本構造、通常よりも太い繊維の採用、優れた耐久性や耐水性、通気性などが持ち味。
通信機器装備類の格納に対応することができる「Predator Patrol(プレデターパトロール)」は、イギリス軍のアフガニスタン派遣部隊に採用された実績があり、「Sabre(セイバー)」は、イラク戦争に出兵したイギリス王室のヘンリー王子が使用したことでも話題になりました。
タウンユースにもオススメ!
ミリタリーリュックで愛されるカリマーSFの製品ですが、タウンユースにもおすすめ。デザインやカラー展開がシンプルなので、シーンや服装を選ばずに使えるのがカリマーのバッグパックのいいところ。
karrimorSFの各シリーズで展開されているカーキやオリーブと言った色合いは、デニムとの相性も抜群です。
イギリスが誇るバッグパックブランド、カリマーSF。ミリタリーリュックとしても高い評価を得るなど、タフで高機能なバッグパックは、長く愛用できる一品となるはずです。